生活習慣病とは?生活習慣病の原因と予防する食事方法と栄養の摂り方
生活習慣病を予防するための食事の摂り方
生活習慣病を予防
毎年 恐る恐るではありますが、健康診断を忘れずに受診しています。
ここ数年の生活習慣の改善の効果もあって、だいぶ健康診断の検査結果も良くなってきています。
数年前は血圧・血糖値・中性脂肪・コレステロール値などの数値が高くて検査結果判定はCとかDが多く再検査もありました。
現在は、相変わらず血圧は少し高めですが血糖値・中性脂肪・コレステロール値は正常範囲内に入りました。
生活習慣病を予防するためには、健康診断などの結果をしっかり受けとめて、検査項目指示されたことは早めに対処しましょう。
判定で検査や受診あるいは治療の指示がされても、「自分は健康だから心配ない」とか「どうせたいしたことはないだろう」とか「症状もないから大丈夫」と軽く考えて、病院での受診をしない人が多いようです。
健康診断は症状がないうちに異常を見つけて早めに対処してこそ、受診する意味があり早期の生活習慣病の改善につながります。
生活習慣病は、不規則な食生活や食べすぎ、運動不足やストレス、喫煙や過度の飲酒といった生活習慣の積み重ねによって起きることが明らかになっています。
生活習慣病ってどんな病気?
糖尿病脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称である。
日本では、かつて加齢によって発病すると考えられたために成人病(せいじんびょう)と呼ばれたが、1980年代から若者の発症が目立つようになり、その後の調査で生活習慣が深く関与していることが判明してきた。
このため、1997年頃から予防できるという認識を醸成することを目的として呼び方が変わった。
このような疾患と肥満を複合する状態を、医学的にメタボリックシンドロームと総称する。
また、がん、脳血管疾患や心臓病の3大死因も生活習慣との関わりが強い。肥満はこれらの疾患になるリスクを上げる。
厚生労働省の定義では、
生活習慣が原因で起こる疾患の総称。重篤な疾患の要因となる。
食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称です。
以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症可能性があることから、1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱しました。日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患、更に脳血管疾患や心疾患の危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などはいずれも生活習慣病であるとされています。
生活習慣を改善する
長年の良くない生活習慣によって引き起こされてしまう生活習慣病の改善。
正しい食事や適度の運動を行うことで、遺伝的要素による影響はごくわずかと言われていますから、努力しだいで改善ができます。
生活習慣病の原因には、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などがありますが、今回は影響が特に大きいと思われる生活習慣病を予防する食事の摂り方について記述します。
正しい食事の摂り方
栄養バランスの良い食事を、腹7~8分目の量を1日3食。
1日3食を毎日同じ時間に食べることで活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、生活リズムも整えることができます。
朝・昼・晩の3食を毎日同じ時間に摂ることは難しいですが、毎食の量を腹7~8分目に注意して、朝:昼:晩の割合を3:4:3にすることでお腹も空き、習慣化されて食事の開始時間も同じになってきます。
特に夕食に食べ過ぎたりすると体脂肪となり体に蓄積されます。
また寝る2時間前の夕食は肥満の原因となりますから早めの食事に注意しています。
1日3食の必要性としは、脳へのエネルギー供給の点からも重要です。
人は脳の栄養源であるグリコーゲンを1日約120グラムが必要とされています。
しかし、肝臓で作られるグリコーゲンは1回の食事で最大でも60グラムしか生成できず5~6時間しかもちません。
脳の栄養が不足すると脳の萎縮を招きます。
1日3食をきちんと取ることで萎縮を防ぎ、身体の老化やボケ防止になります。
栄養バランスの良い食事
栄養バランスの良い食事といっても、年齢や生活スタイルによって理想的な栄養バランスは違ってきます。
頭では栄養バランスがよい食事が大事とわかっていても、なかなか忙しい毎日の中では栄養バランスの計算は複雑ですから難しいですよね。
伝統的な日本型食では、1汁3菜という考え方を基に料理の組み合わせを考えていました。
この組み合わせの特徴は、主食(穀物の米)、副菜(煮物などの野菜料理)、そして主菜(魚や大豆などのたんぱく源のおかず)がついています。
これは、炭水化物、脂質、たんぱく質から由来するエネルギーの摂取割合が、理想的パターンに近くなるという長所があります。
日本人の伝統的な食文化である和食は平成25年12月ユネスコ無形文化遺産に登録されました。(農林水産省HPから)
ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」とは南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。
このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
「和食」の4つの特徴
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。
(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。
和食の1汁3菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。
和食を意識して、主食・主菜・副菜で栄養バランスの良い組み合わせを考えたいところです。
また、少量の牛乳・乳製品や果物の摂取も必要です。
まとめ
理想的には和定食が良いようです。
理想の栄養バランスにそろえる簡易的な方法は、信号機の色のように食卓に赤・青(緑)・黄の3色の食材をそろえるといいです。
〇赤色:主菜となる、肉、魚、卵、大豆などたんぱく源のおかず。
〇緑色:副菜となる、煮物などの野菜、きのこ、海藻など。
〇黄色:主食となる、穀物の米、麺類、パンなどの糖質。
ほんとうに難しい栄養バランスですが、主菜、副菜、主食に乳製品や果物の5要素、1日20品目以上を基準にしたいところです。
実際に、1日20品目以上は難しいですが、副菜で野菜サラダの食材をいろいろなレシピを参考に工夫するのもお勧めです。
そして、腹7~8分目を心がける。
夜あまり遅い時間に食べない、寝る2時間前には食べおわるなど規則正しく取ることが大切です。
これらを基本に毎日の食生活を実践したいところです。
でも最初から完璧さを求めるとストレスになりますから、頑張りすぎないで出来るところから実践するのがいいですね。
新元号は令和(018)和暦(昭和/平成/令和)西暦対比・変換を簡単に計算
新元号は令和(018)和暦と西暦の変換を簡単に計算
4月1日に平成に次ぐ新元号は、令和(れいわ)になると発表されました。
出典は日本の古典、万葉集です。
新元号の令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、新しい文化、新しい時代を切り開いていくという思いが込められているとのことです。
令和元年は2019年5月1日から始まります。
令和元年は、2019年5月1日から2019年12月31日までとなります。
詳しくはコチラを↓
令和 新元号 おもしろ tシャツ 【 令和 新元号 Tシャツ 】【 選べるデザイン 】めざまし ココ調 2019年 元年 即位 退位 グッズ 平成最後 新天皇 令和印 改元 面白い 雑貨 おもしろ雑貨
日本では西暦645年の飛鳥時代の大化(たいか)から始まった和暦と、
イエス・キリストが生まれたとされる年の翌年を元年とする西暦が使われています。
人によって頻度は違いますが、和暦と西暦の変換が必要なことがありますよね。
そんなことから、以下に和暦と西暦の簡単な変換方法をご紹介します。
令和(れいわ)から西暦への計算
令和の年に018(れいわ)を足すと西暦の下2桁の年になります。
例1:令和1年+018=19
4桁の正確な西暦は、令和に018(れいわ)を足した数値に2000を足して西暦の年とします。
例2:令和1年+018+2000=2019年
018(れいわ)の語呂合わせで覚えられます。
また、令和のローマ字表記はReiwaのRですので、令和18年はR18で18歳未満閲覧禁止という意味を連想させます。
西暦から令和(れいわ)への計算
西暦の下2桁から018(れいわ)を引きます。
例3:2020年では、20-018=令和2年
※令和は、西暦2019年からです。
平成から西暦への計算
平成の年から12を引いた数値が、西暦の下2桁の年になります。
例4:平成22年-12=10
時計の24時間表記の17時は17-12で午後5時ですよね。
平成から西暦の計算は、この24時間表記の時計と同じように計算できます。
4桁の正確な西暦は、平成から12を引いて2000を足します。
例5:平成22年-12+2000=2010年
西暦から平成への計算
西暦の下2桁に12を足します。
例6:2010年では、10+12=平成22年
※平成は1989年から2019年まで。
昭和から西暦への計算
昭和の年に25を足した数値が、西暦の下2桁の年になります。
例7:昭和47年+25=72
4桁の正確な西暦は、昭和に25を足した数値に1900を足します。
例8:昭和47年+25+1900=1972年
25と1900を足した1925を足して西暦の年としてもいいです。
例9:昭和47年+1925=1972年
西暦から昭和への計算
西暦の下2桁から25を引きます。
例10:1985年では、85-25=平成60年
※昭和は1926年から1989年まで。
まとめ
令和から西暦は、018(れいわ)を足す。
平成から西暦は、12を引く。
昭和から西暦は、25を足す。
以外に簡単ですから覚えておくと便利ですよ。
花粉症対策!鼻バリア|おすすめ即効くワセリンでの治し方
花粉症対策!鼻バリア「ワセリン」での治し方
詳しくはコチラを↓
【第3類医薬品】大洋製薬 日本薬局方 白色ワセリン(500g)【大洋製薬】
今の時期、日本人の3~4人に1人と言われている花粉症の方は、目は痒いし、鼻水は出るし、くしゃみは止まらない、
頭もなんだかスッキリしないでイライラと作業効率が上がりませんね。
わたしも長年、花粉症には悩まされている一人ですが、
先日テレビ「ためしてガッテン」でワセリンを鼻の内側に塗布することで花粉のアレルゲンを食い止める方法を放送で検証し良い効果が出ていました。
ワセリンやオリーブオイルを鼻の内側に塗る方法は知っていましたが、それほど効果があるとは思っていませんでした。
しかし、今回 実際にワセリンを鼻の内側に塗って試してみたところ、目の痒み鼻水、くしゃみもほとんど止まり思った以上の効果に喜んでいます。
鼻にワセリンの塗り方
綿棒あるいは清潔な指の先にワセリンを薄く覆われるくらいの量をつけ、
鼻の穴の中、入口(小鼻)に優しく塗ります。
1日3~4回、ときどき鼻をかんで花粉が付いたワセリンを取り除いて塗り直します。
今行っているマスク、ゴーグル、スプレー、鼻うがい、飲み薬や目薬などの他の対策とあわせて行ってください。
※注意
〇 鼻血が出やすい内側には優しく塗る。
〇 鼻の奥まで突っ込みすぎない。
〇 脂漏性湿疹、脂漏性皮膚炎の方は避ける。
〇 薬などによりアレルギー症状をおこしたことがある人は、
使用前に必ず医師や薬剤師に相談をして下さい。
〇 ワセリン製品の注意書きをよく読んでからお使いください。
花粉は水分に触れると割れてさらにアレルゲンを出す
花粉の真実・・・水分に触れると割れる!
なぜ花粉は私たちに辛い症状を引き起こすのでしょうか?
花粉が鼻の中に入ると、花粉の外側についているアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす物質)が鼻粘膜に付着し、炎症が起こります。
しかし、それだけではありません。
花粉は鼻粘膜の水分に触れるとパカッと割れて、中から別のアレルゲンが出てきます。
この2段階の攻撃が鼻粘膜を襲い、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状を引き起こします。
花粉が割れるという驚きの現象は、実は花粉が受粉するときに必要な仕組み。
花粉は私たちの鼻粘膜を、いわば雌しべだと勘違いして割れてしまうのです。
「鼻バリア」ワセリンの成分である精製した油性物質を鼻の粘膜に塗ることによって、花粉と水分との接触を防ぎ、2段階のアレルゲンのアレルギー症状をバリアできるのですね。
花粉症の起源、イギリスでの花粉対策
“花粉症発祥の国”御用達の鼻バリア『ワセリン』
花粉症という病気は、今から200年前にイギリスで発見されました。
その“元祖花粉症王国”で行われている対策とは、「ワセリンを鼻の穴の中に塗る」という方法。
簡単にできるセルフケアとして、イギリスの国民保健サービス(NHS)もこの方法を推奨しています。
イギリスではどの家庭にもワセリンが置いてあるんだそうです。
まとめ
今回の「鼻バリア」ワセリンでは、「ためしてガッテン」が新しい花粉症対策を求めて世界中のアレルギー研究者を徹底取材。
さらに、日本の「学会」の皆様にもアンケートと取材を行い。
花粉症発症の国、イギリスでも使われている「鼻バリア」を発見したとのことで、
実際に、わたしが試した結果でも効果がありましたので、即効性のある花粉対策として使っていきたいと思います。
酒粕オニオン味噌スープのレシピ!腸を元気にする酒粕の栄養素や効果
|
詳しくはコチラを↓
善玉菌である乳酸菌などを増やして腸内環境を整える「酒粕オニオン味噌スープ」
朝晩はまだ少し寒いので、体が温まる温かいスープが美味しいですね。
そんな温かいオニオンスープにお味噌や酒粕ペーストを加えて、体に良い微生物や栄養素がたっぷりで心も体も温まる「酒粕オニオン味噌スープ」を作りました。
酒粕でコクや旨みや風味をアップ
酒粕は、お酒造りの副産物で、日本酒のもととなる「もろみ」を絞ったときのカスですが、体に良い微生物や栄養がたくさん含まれている日本伝統の発酵食品です。
酒粕を使った伝統的な食品や料理では、
肉や魚を酒粕に漬け込んだ粕漬け、
野菜を漬け込んだ名古屋の名産品の奈良漬け、
北海道石狩地方の郷土料理の石狩鍋、
お湯で溶いて甘味を加えた甘酒
などがありますね。
甘酒は「飲む点滴」や「飲む美容液」と言われて広く知られていますね。
酒粕に含まれるアミノ酸は体に良いことはもちろん、お料理に使うとコクや旨みや風味がでます。
「酒粕オニオン味噌スープ」レシピ
【 材料 】(3人分)
〇 オリーブオイル 大さじ1
〇 たまねぎ 1個(半分に切ってから薄切り)
〇 生姜 少々(みじん切り、チューブ入りでもOK)
〇 酒粕ペースト 大さじ2
〇 水 600ml
〇 コンソメ 2個
〇 お味噌 大さじ1
【 作り方 】
① フライパンにオリーブオイル、たまねぎ、生姜を入れ弱火で炒めます。
(いろどりでニンジンやトマトなどを少し入れても良いですよ。)
② たまねぎがキツネ色になったら、酒粕ペーストを入れて軽く混ぜます。
③ 水とコンソメを入れ、沸騰しないように弱火で注意して約10分煮ます。
④ 最後に、お味噌を加えて溶かしたら出来上がりです。
※ お好みでコショウやパセリを少しかけて下さい。
※ 酒粕にはアルコールが8%ぐらい含まれていますので、
アルコールの弱い方はご注意下さい。
酒粕の栄養素
食物繊維、パントテンサン、葉酸など。
酒粕の効果
〇 糖尿病予防
〇 肥満の抑制
〇 コレステロールの低下
〇 便秘改善
〇 代謝アップ
〇 善玉菌を増やし、腸内環境を整える
〇 抗うつ効果
〇 美肌効果
〇 ガン予防
〇 アレルギー体質改善
〇 骨粗しょう症予防
などがあります。
まとめ
酒粕のたくさんの素晴らしい効果に改めてビックリですね。
酒粕は日本料理だけでなく中華料理や洋風料理、和菓子や洋菓子にも利用が広がっています。
また、近年は食品だけでなくて、酒粕クリームや酒粕ローション、酒粕石鹸、酒粕パックなど美容製品にも多く使われています。
緑茶成分丸ごと摂取、粉末緑茶の健康効果|動脈硬化、インフルエンザなどの病気予防
簡単にできる粉末緑茶のおどろきの健康効果
緑茶は8~9世紀ごろに、日本にいろいろな効果がある漢方薬として伝来してきましたが、
事実 緑茶には多くの成分が含まれており、色々な健康効果をもたらすことにビックリです。
詳しくはコチラを↓ 【メール便可】宇治抹茶100g【お茶】【粉】【粉末】【粉末茶】【粉末緑茶】【冷茶】【水出し緑茶】【水出し】【抹茶】【抹茶ラテ】【八女茶】【宇治】【製菓用抹茶】【製菓用】【40g】【100g】【価格】
粉末緑茶をティースプーン約1/3杯に、お湯(70~80℃)を100ml注ぎ混ぜるだけですぐにできる緑茶。
簡単にお茶ができることもあって、毎日 血糖値を上げないように、食前や食事中に美味しくいただいています。
緑茶の茶カテキンは有名ですが、血糖値を上げない効果以外にもガンや心疾患、脳疾患などたくさんの疾病予防効果があります。
〇 血糖値を下げる
〇 発ガン抑制
〇 心臓病予防
〇 高血圧予防
〇 血中LHLコレステロール値を下げる
〇 抗酸化作用
〇 体脂肪低減
〇 虫歯予防
〇 食中毒予防
〇 口臭予防
〇 記憶力強化
〇 エイズ抑制
カテキンだけでも、たくさんの効果がありますね。
他にも、疲労感や眠気の除去をしてくれるカフェインや風邪予防のビタミンC、その他(γ-アミノ酪酸(通称:GABA)、ビタミンB2、ミネラル類、テアニン、サポニン、フラボノール、複合多糖類、食物繊維などの相乗作用で効能がより高められています。)
水溶性の成分だけでもこれだけありますが、茶ガラの中に残ってしまう約70%の緑茶成分が不要性成分として、ビタミンEやクロロフィル、香気成分、コエンザイムQ10、β-カロチン、ミネラル類、食物繊維、タンパク質、脂質などとたくさんあります。
粉末緑茶では、これらの緑茶成分を不溶性成分も含めて無駄なく摂取することができます。
〇 老化防止
〇 ボケ防止
〇 抗インフルエンザ作用
〇 美容と健康
〇 ストレス解消
〇 眠気覚まし
〇 便秘解消
〇 アレルギー抑制(花粉症やアトピーなど)
これら緑茶の色々な健康効果を各疾病予防効果でもう少し詳しく掲載します。
実にたくさんの効果があっておどろきです。
〇 血糖値を下げる
カテキン類には、糖質の吸収を遅くして、食後血糖値の上昇を防ぐ働きがあります。
また、ポリサッカライドという、お茶に含まれている成分も血糖値を下げる作用があります。
糖尿病患者への臨床実験で、茶ポリフェノ-ルが血糖値を下げるという事がわかっています。
〇 発ガン抑制
カテキン類の活性酸素除去、抗突然変異抑制などや茶ポリフェノールが細胞のガン化を予防、ビタミン類が発ガン物質を抑制します。
〇 心臓病予防
カテキン類は心臓の動脈を柔軟にする効果がありますので、血圧の変化に対応できるようになります。
また、抗酸化物質のフラボノイドは、内皮細胞を活性化させ、血管のつまりを防ぎます。
〇 高血圧予防
カテキン類には、血圧上昇物質生成の阻害作用があります。
また、テアニンには、イライラ防止やリラックス効果があります。
脳の興奮を和らげて、血圧上昇を抑えると同時に降圧作用もありますので、高血圧症に効果的です。
〇 血中LHLコレステロール値を下げる
カテキン類には、血中コレステロールの吸収を抑えて調節する働きがあり、悪玉といわれる「LDLコレステロール」だけが低下し、動脈硬化を予防します。
〇 抗酸化作用
緑茶成分には、カテキン類のほかポリフェノールやカロテノイド類、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化力の高い成分を含んでいます。
その抗酸化力は、野菜や果物に多く含まれるポリフェノールやビタミンCなどの他の食べ物に比べ非常に強いです。
〇 体脂肪低減
緑茶は、カロリーオフですから何杯飲んでも太る心配がありません。
油っぽいものを食べたあとに飲めば、カテキン類が脂肪分解酵素の働きを高めてくれます。
食事前に飲みますと空腹感を和らげ過食を防止します。
ダイエット中におちいりがちなビタミン類やミネラル類の不足もおぎなえます。
〇 虫歯予防
カテキン類には殺菌作用があり虫歯予防をします。
また、フッ素は、歯を強くし、虫歯にならないための抵抗力をつける働きがありますが、緑茶にはこのフッ素が含まれています。
〇 食中毒予防
寿司屋さんでは決まって緑茶が出てきますよね。
食中毒の原因菌で40%を占める腸炎ビブリオ菌は、緑茶を飲むことで死んでしまいます。
また、毒素型ぶどう球菌やコレラ菌も殺菌する力があります。
〇 口臭予防
緑茶には、カテキン類やビタミン類、フラボノイドの抗菌・消臭成分がたくさん含まれていて、口臭予防に効果があります。
〇 大腸菌(O-157)殺菌
カテキンが大腸菌(O-157)の殺菌に、一番特効であるという画期的な発表がされました。
カテキンには、抗生物質と同じように体内で有害な菌を退治する殺菌作用があります。
〇 記憶力強化
カテキン類には脳内で新しい細胞の形成を促進する働きがあり、記憶力や空間認識能力の向上、意思決定や論理的思考をつかさどる脳の機能強化が期待できます。
〇 エイズ抑制
カテキン類によってエイズウイルスの増殖が強く阻害されることが発見されました。
エイズ治療薬として使われているAZT(アジドチミジン)の20~30倍もの阻害力があることが分りました。
〇 老化防止
体内にできるフリーラジカルや過酸化脂質の生成を抑えて老化を防ぎます。
実験では、ビタミンEの効果に対して約20倍の効果があることが発表されました。
また、緑茶には、強い抗酸化作用、突然変異抑制作用があることも証明されています。
〇 ボケ防止
カテキン類のひとつのエピガロカテキンには強力な抗酸化作用があり、体中の有害な活性酸素を取り除くことで脳細胞へのダメージを防ぐ作用があります。
また、ロスマリン酸などのポリフェノールには認知症予防効果があります。
〇 抗インフルエンザ作用
カテキンはウイルス増殖抑制、テアニンは免疫力を高めインフルエンザ予防に効果があると言われています。
お茶どころの静岡県内の小学校では緑茶うがいを積極的にとりいれているのは有名ですね。
緑茶でうがいをつづけた子供の約70%が風邪の発熱疾患にかからなかったという結果がでています。
インフルエンザの発症率は、緑茶を1日1~2杯飲むと38%、1日3~5杯飲むと46%減少するという研究結果があります。
また、インフルエンザには、季節性と新型がありますが、緑茶の予防効果は、季節性や新型問わずに効力を発揮します。
〇 美容と健康
緑茶のビタミンCは、熱に強く80℃でも壊れないうえに、保存にもすぐれた特性があります。
肌に弾力性を与え水分の減少を防ぎ、肌の色を黒くするメラニン色素の生成を抑制する効果もあります。
緑茶のビタミンCは、緑茶3杯でりんご1個に匹敵するほどたくさん含まれています。
〇 ストレス解消
緑茶には情緒を安定させ、ストレスを和らげる働きのあるビタミンCが豊富なので、日本茶の中でも特に抹茶や煎茶、玉露などを飲むことがストレス解消に効果があります。
〇 眠気覚まし
カフェインの作用は、中枢神経を刺激し、脳の働きを活性化、物事に対する反応を速め、心を快活にします。
また、コーヒーのカフェイン作用よりもマイルドです。
〇 便秘解消
カテキンの抗菌作用により、腸内に溜まった便の悪玉菌の繁殖を強力に抑え込むことができます。
風邪などの感染症の治療のために処方される抗生物質は、病原菌だけでなく、腸内の善玉菌を含め腸内細菌全体にも影響が及ぶため、悪玉菌だけでなく善玉菌の数も減らしてしまいます。
しかし、カテキンの抗菌作用は、善玉菌には働かずに、善玉菌の増殖を手伝うという優れた性質を持っています。その点が抗生物質と大きく違っています。
また、カフェインには、腸を刺激して、ぜん動運動を活発にする働きがあります。
〇 アレルギー抑制(花粉症やアトピーなど)
カテキンは免疫力を調節する働きがあるため、アトピーや花粉症が抱える免疫機能の過剰反応を防ぐことができます。
カテキン類のひとつのエピガロカテキンガレートは、肥満細胞からでるヒスタミン遊離を抑制し、アレルギー反応を抑えることができます。
カフェインの摂り過ぎには注意
健康効果が高く身体に良い、だからと言って過剰摂取は危険です。
カフェインの摂り過ぎには注意が必要です。
カフェインは緑茶だけなく、お薬(風邪薬、頭痛薬、鼻炎薬、etc.)や栄養ドリンク、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、ココア、コーラ、チョコレートなどにも多く含まれています。
安全なカフェイン摂取量は?
欧州食品安全機関(EFSA)が2015年に発表したデータでは、健康な成人が摂取しても安全と考えられるカフェインの量は、体重によって差がありますが、体重60Kgの人で1回180mgまで、1日に342mgです。(子供~青年や妊婦・授乳婦は別です。)
わたしは、朝夕の緑茶に加え、高カカオのビターチョコレートを食べながらコーヒーを好んで飲みますので、一度に摂っても安全なカフェイン量も1日の総摂取量も結構きびしいところです。
カフェイン摂り過ぎの主な症状
カフェインを摂り過ぎると、急性のカフェイン中毒を引き起こす場合があります。
主な症状は、心拍数の増加、不眠、興奮、不安、嘔吐、呼吸困難などが起きたりしますので、気をつけましょう。
まとめ
ほんとにたくさんの健康効果がありますね。
でも、緑茶にはまださまざまな有効成分が含まれていて、未知の可能性を秘めているようです。
緑茶を飲むことは間違いなく健康に良い影響を与えますが、カフェインが含まれていますから、くれぐれも過度の摂取は急性カフェイン中毒を引き起こす場合がありますから注意しましょうね。