畳替え|天然イ草畳vs和紙畳!利点と欠点(メリットとデメリット)
畳替えの前に、天然イ草畳と和紙畳の利点と欠点
天然イ草の畳からハイブリッドな和紙畳に変更
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毎日の和室のお掃除で畳の表面のイ草が毛羽立って、マットレスにイ草が付いてお掃除が大変な和室の畳でしたが、
先日近くの畳屋さんで天然イ草の畳の弱点を克服したハイブリッドな和紙の畳に表替えをしました。
畳の表替え
畳の表替えとは、畳床はそのままに、イ草で作られた畳表の部分のみを新しいものに交換することです。
天然イ草畳では長年使用した畳表の裏面まで色焼けしている畳や、一度裏返しをした畳は、表替えをします。
土台となる畳床は交換しないので、踏んだときにへこむ様な感覚がある、畳に大きな隙間ができるなどの場合には、新しい畳床に交換する必要があります。
畳床の交換目安は、畳を使い始めてから15年程度と言われています。
表替えでは畳床は交換しないので、踏み心地は表替え前と変わらないです
以前は普通の天然イ草の畳でしたが、畳床はそのまま使用できたので畳床は交換なしで和紙の畳に表替えすることができました。
価格も天然イ草の畳と変わらない料金でした。
天然イ草畳の利点と欠点
天然イ草の良いところは部屋の湿度が上がるとイ草が吸収し、乾燥すると放出する調湿機能があり湿気を吸ったり吐いたりします。
また、イ草の畳の香りは気持ちを落ち着かせる効果があり、集中力が増すという研究結果もあります。
短所は日焼けによる変色や表面のイ草の毛羽立ちや、通常のお掃除で換気をしていれば心配ありませんが、湿気の多すぎや日当たりが悪い状況などが続きますとカビが発生する場合があります。
和紙畳の利点
和紙畳は住宅展示場の和室に良く使われていて、天然イ草に近い風合いで肌触りもよく気に入っています。
また、和紙畳はカビやダニの発生原因となる栄養素がありませんからカビやダニは付きにくく耐久性もイ草畳の3倍ほどありますので、健康的にも経済的にもいいです。
表替えの価格は昔に比べてだいぶ普及してきたせいか、普通の天然イ草の畳と変わらない値段で表替えができました。
◇和紙畳の利点まとめ
- カビやダニがほとんど発生しない。
- 耐久性がイ草畳の3倍ほどある。
- 古くなってもイ草のカスが衣服などにつかない。
- 日焼けによる変色がなく変色しにくいのでいつまでも青畳。
- 飲み物や食べ物をこぼしても簡単に拭き取れる。
- 天然イ草に近い風合いで、肌触りもよい。
- 消臭効果があります。
- 床暖房に対応している。
- 低ホルムアルデヒド、低VOC(揮発性有機化合物)仕様。
などで、わたしは普通の畳の色を選びましたが、和紙畳は色のバリエーションや種類、半畳へりなし(琉球畳)などと豊富で楽しいです。
まとめ
和紙畳は天然イ草の畳の弱点をほとんど克服したハイブリッドな畳で肌触りも優しいしとても気に入っています。
リビングのフローリングに敷いている絨毯が少し老朽化してきたので、そのうちフローリングの一部に和紙畳を敷こうかな。
毎日のお掃除では、耐久性の高い和紙畳ですが以前のように畳を傷めないように、掃除機の吸引力は弱めで、畳の目に沿ってやさしくゆっくりと掃除機をかけています。