液晶モニターが映らないコンデジ修理に成功
コンデジに3つの問題が発生、自力修理で解決
最近、4年ほど前に購入したデジタルカメラ、Nikon COOLPIXコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の動作がおかしい。
障害① 電源を入れても液晶モニターになにも映らない。
障害② レンズのカバー(レンズバリアー)が半分しか開かない。
障害③ 撮影した写真にゴミ(黒いしみ)が写る。
悪いことは重なると言いますが、同時に これら3つの問題が発生しました。
それでも、障害①と障害②はネットで調べて解決しましたが、障害③の「撮影した写真にゴミ(黒いしみ)が写る。」は、まだ調査中で解決にいたっていません。
電源を入れても液晶モニターになにも映らない
電源を入れると、レンズが繰り出した状態でハングアップして液晶モニターにはなにも映りません。
電源を入れてハングアップしたとき、電源スイッチやシャッターボタン、撮影モードボタンなど正常な反応はしませんが押していると、コンデジは暴走してかフラッシュが点き始めます。
あわてて、あっちこっちのボタンを押しますが、電源も切れずにまったく反応はありません。
しょうがないので、SDカードカバーを開けてSDカードを取り出して電源を切ります。
そして、またSDカードを入れて電源を入れます。
こんなことを何回か繰り返していると、液晶モニターが点いてくれることがありました。
「液晶モニターになにも映らない」の修理方法を発見
障害①の「電源を入れても液晶モニターになにも映らない。」はネットで調べていくうちに、コンデジのファームウェアを現行のVer.1.0から Ver.1.2 にバージョンアップすることで、直りそうなことが分かりました。
〇ファームウェア Ver.1.0 から Ver.1.1 への変更内容は、「• 残量が十分にあるバッテリーをカメラに挿入しても、まれにカメラの電源が ON にできない現象を修正しました。」
で
〇ファームウェア Ver.1.1 から Ver.1.2 への変更内容は、「• 電源をONにした際、まれにレンズが繰り出した状態でハングアップすることがある現象を修正しました。」
これだ!
まさに、 Ver.1.2 への変更内容の「• 電源をONにした際、まれにレンズが繰り出した状態でハングアップすることがある現象を修正しました。」です。
でも、わたしのコンデジは「まれに」ではなくて、毎回、電源を入れてもレンズが繰り出した状態でハングアップしていました。
ファームウェア:現行のVer.1.0からVer.1.2にバージョンアップで解決
バージョンアップは意外と簡単でした。
わたしのPCのOSはWindows10 Homeですが、まず ネットのダウンロードセンターから該当するEXEファイルをPCにダウンロードして実行します。
つぎに、コンデジでフォーマットしたSDカードにコピーします。
コンデジをPCに接続して、ダウンロードしたEXEファイルで生成された「firmware」フォルダをコンデジにコピーします。
コンデジをPCから外して、コンデジの電源を ON にします。
あとは、コンデジの[セットアップ] メニューから [バージョン情報] を選択して、画面の指示に従いVer.1.2にバージョンアップを行います。
最後にコンデジの電源を入れ直して、ハングアップしないことを確認します。
文章にすると面倒そうですけれど意外と簡単ですよ。
まとめ
障害①の「電源を入れても液晶モニターになにも映らない。」は上記のバージョンアップで解決しました。
今回の障害はたまたまメーカーのダウンロードセンターに同様の障害の対応バージョンがありましたけれど、カメラに限らず、なにか壊れたときには、最初にメーカーのお知らせやダウンロード情報などを調べてみるといいですね。
障害②の「レンズのカバー(レンズバリアー)が半分しか開かない。」~
続きは、また次回にアップします。