レンズカバー(レンズバリアー)が開かないコンデジ修理に成功
レンズカバー(レンズバリアー)が半分しか開かないコンデジの修理
前回の「液晶モニターが映らないコンデジ修理に成功」の続きで、
障害②の「レンズカバー(レンズバリアー)が半分しか開かない。」と
障害③の「撮影した写真にゴミ(黒いしみ)が写る。」
です。
レンズカバーの”カバー”はメーカーでは”バリアー”と言う名称ですが、”カバー”の方が馴染みやすそうですので、ここでは以下”カバー”を使用します。
レンズのカバーが半分しか開かないコンデジでしたが、振動を与える原始的な方法によって直すことができました。
レンズカバーが半分しか開かない。
購入してから4年くらい経っていますから少し早いような気もするけれどそろそろ寿命かな?、シャッター開閉機構の油切れ?、ホコリが付着して動作不良?、電源を入れたときに、レンズのカバーが半分しか開きません。
自動では半分しか開きませんが、軽くレンズのカバーに触れると開閉します。
いままでスムーズに開いていたレンズのカバーですので、この障害はとてもテンションが下がりとてもわずらわしいです。
振動を与える原始的な方法で解決
デジカメを分解して直す方法やブロワーなどで埃を飛ばす方法もあるようですが、わたしは原始的な方法で直しました。
その方法は、デジカメのレンズを下に向けて、電源を入れレンズのカバーが半開の状態で軽くトントンとたたき、レンズのカバーが閉まるように振動を与えます。
この電源を入れる動作からの繰り返しを5回ぐらいやったら嘘のように直りました。
偶然に直った可能性が高いですが、もしもやられる際はカメラがよけいに壊れる恐れもありますから、自己責任でお願い致します。
障害③ 撮影した写真にゴミ(黒いしみ)が写る。
撮影すると、写真の同じ場所に必ず黒いしみが写ります。
レンズ表面はふいてますので、レンズ内部のゴミのようです。
メーカーでの分解清掃や自分で分解掃除、ブロアーやエアダスターなどで吹き飛ばすなどの方法があるようですが、わたしは例によって原始的な方法で挑戦しました。
掃除機でゴミを吸いとる方法です。
デジカメのレンズに掃除機の筒をつけて吸引します。
レンズ部の隙間からゴミを吸い取るのです。
レンズを閉じた状態とズームで伸ばした状態などで吸引します。
でも、まだ一度しかやっていませんが、掃除機のフルパワーで挑戦したんですがダメでした。
こちらの方法も危険ですので、もしもやられる際は壊れる恐れもありますから、自己責任でお願い致します。
今回、わたしのやった吸引はデジカメのレンズと掃除機の筒の間に隙間がありましたので、こんどは掃除機の筒にトイレットペーパーの芯を接続してガムテープで隙間をなくして、再度挑戦しようと思っています。
こちらの方法はさらに危険で壊れる恐れもありますから、くれぐれも自己責任でお願い致します。
まとめ
レンズカバーが半分しか開かない障害、偶然に直った可能性もありますが、振動を与える原始的な方法によって直すことができました。
自己責任でお願いすることにはなりますが、もしレンズカバーが半分しか開かない障害が起きたときは、修理に出す前に試してみる価値はありそうです。