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家庭血圧は重要。腕帯を正しく装着して正しい姿勢で測定!高血圧治療ガイドラインは?

 

家庭血圧は重要。腕帯を正しく装着して正しい姿勢で測定

 

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オムロン上腕式血圧計 HEM-8712

朝晩の血圧測定、自分の血圧が上がる条件を観察

 高い血圧が気になりだして、毎日 朝晩の血圧測定値を記録しています。

 

また、日中も血圧が高くなっているか気になるときに測定して、自分の血圧が上がる条件を観察しています。

 

自分は高血圧なのか?

病院で高血圧を判断するには、仮面高血圧や早朝高血圧などもあるので、家庭での毎日の血圧測定値が重要な判断データになります。

 

〇 仮面高血圧(逆白衣高血圧)

 診察時の血圧は正常なのに、家庭で測る血圧が高い。

 

〇 早朝高血圧

 朝方の血圧が夜の血圧に比べて特に高い。

 朝と夜の血圧を比べて、起床後の早朝血圧が特に高い状態(135/85mmHg以上)。

朝、血圧が急激に上昇するタイプと、もともと夜間の血圧が下がらないタイプの2つのタイプがあります。

 

〇 白衣高血圧

 病院で血圧を測るといつもより血圧が高い。

 高血圧治療を受けていない方で、家庭血圧は正常なのに、診察室で血圧を測ると血圧が高い。  

 

腕帯を正しく装着して正しい姿勢でリラックスして測定

 血圧を正しく測るには、最低 朝と夜に測りますが、毎日できるだけ同じ時刻に測定をします。

冬の朝の寒さは血圧を上昇させますので、室温20℃前後に保った部屋で測定をしましょう。

 

測定直前の身体や精神状態の影響を受けますので、イライラしていたり緊張していたりしては、正確な血圧値を知ることはできませんので、リラックスして測りましょう。

 

また、正しい姿勢を保つこと、腕帯(カフ)を正しく装着することは、血圧測定で最も大切なポイントです。

 

腕帯(カフ)は、ひじの少し上の心臓の高さ(乳頭の位置)になるようにすき間ができないようにぴったりと巻きます。

 

腕帯(カフ)の位置が低い場合はバスタオルやクッション、本などで調整します。

 

きつい袖口をまくり上げや厚手の衣服の上からは測らないようにしましょう。

 

椅子の背もたれに軽くもたれ、足は組まないで4~5回深呼吸をしてリラックスして座ります。 

 

食後1時間以内や運動、入浴の直後、コーヒー/紅茶/お酒/たばこの直後は血圧測定をしないようにします。

 

測定中は、会話や動いたりはしないようにします。 

 

朝と夜の血圧測定

 朝は、起床後1時間以内に測るようにします。

 

起きてトイレを済ませ、食事や服薬の前に、座って1~2分間安静にしてから血圧を2回測り、その平均値を記録していきます。 

 

 夜は、寝る前に、座って1~2分間安静にしてから血圧を2回測り、その平均値を記録していきます。

  

高血圧心配で治療を受けたい方は、この記録したデータを受診のときに持っていくと診察がスムーズに進みます。 

 

高血圧治療ガイドラインは? 

米国・欧州の高血圧治療ガイドラインでは、

 外国の高血圧の基準は、昨年11月に公表された米国のガイドラインで25年ぶりに変更され、従来の140/90mmHgから130/80mmHgに引下げられた。

また、今年6月に公表された欧州のガイドラインでは、高血圧の基準値(140/90mmHg)は変えず、降圧目標を忍容性があれば130/80mmHgとしていた。 

「日本高血圧治療ガイドライン2019」では、

 2019年4月の刊行を目指している「日本高血圧治療ガイドライン2019」の草案では、

高血圧の基準値は140/90mmHgを維持するが,正常域血圧の分類と名称を変更し,合併症がない75歳未満の降圧目標を130/80mmHg未満に引き下げる方向です。 

 

「日本高血圧治療ガイドライン2014」では、

 家庭血圧値では上の血圧(収縮期血圧)135mmHg以上、または、下の血圧(拡張期血圧)85mmHg以上を高血圧としています。

 

135/85 mmHg 未満を正常域血圧とし、125-134/80-84 mmHgは正常高値血圧、125/80mmHg未満を正常血圧と定める。

 

これらは朝の家庭血圧平均値、晩の家庭血圧平均値のいずれか、あるいは両者があてはまる場合の基準である。

 

また、診療室血圧は、上の血圧(収縮期血圧)140mmHg以上、または、下の血圧(拡張期血圧)90mmHg以上を高血圧としています。 

 

今日、家庭血圧の高血圧診断基準は確立されていることから、高血圧は患者の診察室血圧および家庭血圧のレベ ルによって診断される。

 

この際、両者に較差がある場合、家庭血圧による高血圧診断を優先する。

 

なぜならば、家庭血圧の予後予測能、すなわち臨床的価値は、 診察室血圧よりも高いことが明らかであり、白衣高血圧、仮面高血圧の診断と治療への応用には、診療室外血圧測定値による判定が優先されているからである。 

 と記述されていて、125/80mmHg未満が正常血圧です。

 

また、高血圧診断基準は、家庭で測る血圧値による高血圧診断が優先されています。

 

まとめ

 日本高血圧治療ガイドライン2014によると家庭血圧値で135/85 mmHg以上を高血圧、125-134/80-84 mmHgは正常高値血圧、125/80mmHg未満が正常血圧です。

寝る前の血圧は低いことがあっったりして喜んだりしていますが、朝の血圧は高い状態のわたしには結構ハードルは高いです。

 

減塩や有酸素運動など生活習慣の改善が、わたしにはまだまだ必要です。